特に意味など無いが、はっきりとした否定も無いような話を。
妻が夫の悪口を長電話で愚痴る時、最も迷惑な思いをするのは電話の相手ではなく如何してもそれが聞こえてしまう第三者・・・・・つまり家族である。
特に
正常な子供においては、血の通う肉親がもう一方の肉親に対しての陰口を叩くという行為は不快極まりなく感じるだろう。
されど近代においてこの正常な反応が極めて薄くなり、それが“普通”になっている。
コレは何よりもまず見直さなければならない事である。
人は良心により理性的に行動する意思ある被造物である。
俗に『DQN』という常識の無い輩にはそういった正常な思考の欠落、つまり良心の欠落が目立つ者達だ。
では良心とは何か。
答えは現在有り得ないほどに曖昧になっている。
それは何故か。
正常な良心を持つ者が驚くほど減少し、あまりに自己中心的な歪んだ良心を正常と誤認する者が驚くほどに増えている為である。
そしてそんな歪みの中からは同じように歪んだ存在か、もしくは更に劣化した存在しか生み出されはしない。
所詮は堂々巡りとなり、しかし確実に破滅へと転がり続ける。
確実に。
確実に。
確実に破滅への道は下り坂であり、次第にそれは急になっていく。
坂を転がり落ちるボールの如く、それは確実に速度を上げて堕ちて行く。
政治という機関は広大な海の真ん中に落ちてもがく小さな羽虫。
いかにもがけどそれは空しく、人知れず果てることとなる。
あるいは燃え盛る火の海に落ちて瞬時に消える。
人の行く先はこのまま行けば破滅であろう。
―――それは決して大げさな話などでは無い筈だ。
母親の長電話が聞こえていて、思った事を書き連ねてみたオニガミです。
半分以上は自分の中にある一つの結論(?)です。
自分自身、自分が正常だとは微塵も感じていませんし。
こんなことを書くこと自体十分異常なのかもしれませんし。
『人間を超えた存在』を書いているとですね、
このままでは人間が非常に空しい存在だと思えてきますよ。
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